車06

ここからは、前述の代表的な異音の3つのケースを、わかりやすく説明していきます。

①バルブタペット

バルブタペットという部品がエンジンパーツにあります。

例えば、DOHCエンジンで、カムシャフトと吸排気バルブとの間でカムの回転型の動きを直線往復運動に変える部品がタペットです。ここにバルブクリアランスという一定の間隙があるのですが、経年変化で摩耗して間隔が広がったことが原因で、カラカラという変な音がする場合があります。

修理代と修理する際の目安

作業工賃の例をあげると、安価なエンジンで15万円から20万円前後。バルブ本体などの部品代は別途数万円くらいで合計で30万円前後となるため、中古エンジンの載せ替えを勧められることが多々あるようです。

車の査定額が50万円から80万円以上で、あと4年以上乗る予定があれば、修理を検討する選択もありかと思います。

②ピストンリングの摩耗

ピストンリングとは、エンジン内の爆発を上下運動に変換するピストンに装着される部品のことです。

そのピストンリングが、オイルメンテの不良や過走行で磨耗して、内壁との隙間が広くなることが原因で、ガラガラという異常な音が生じてしまうことがあります。

修理代と修理する際の目安

ピストンリングは数千円から高くても数万円程度ですが、ピストンを分解する工賃が20万円以上となるため、こちらも30万円前後の出費を見ておいた方が良いでしょう。こちらも①バルブタペットのように、中古エンジンの載せ替えを勧められることが多いようです。このケースは修理が深部に及ぶため、

車の査定額が80万円から100万円以上で、あと4年以上乗る予定があれば、修理を検討してみてはいかがでしょうか。

③コンロッドメタルの摩耗

コンロッドやクランクという回転パーツの軸受け部分であるコンロッドメタルやクランクメタルが、オイルメンテの不良や過走行で磨耗して軸受け部分の隙間が広がることが原因で異音が生じます。

修理代と修理する際の目安

このケースはエンジンの下半分を分解するため、修理代が少し安価となります。オイルパンをめくって作業する工賃が10万円前後で、メタルの部品代を合算して少なくとも15万円から20万円は見積もっておきましょう。この場合は、

車の査定額が30万円から50万円以上で、あと2年以上乗る予定があれば、修理も選択の余地があると思います。

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